ウクライナ情勢で・・・
ニュースにもなっていますが、我が家も2023年度の稲作用の肥料の高騰が
影を落としております。
我が家は4反半程度の小規模農家で、私は父の稲作を継いで兼業農家をしています。
先日発注しておいた肥料を引き取りに行ってきました。
苦渋の選択
4反半なので、この程度で大丈夫と思いますが、昨年より発注を若干減らしました。
JAさんに昨年末に予約しておき、引き取りに行くと割引きをしてもらっています。
これが無ければ、非常にキツイですね~。
昨年(2022年度)の単価は以下。
本年(2023年度)の単価は以下。
元肥のスーパーエムコートが4,422円 ⇒ 7,337円と約1.6倍!
稲わらの腐熟促進の石灰窒素が3,663円 ⇒ 5,522円と約1.5倍!
いや~、ほんとキツイわ!!
元肥、5本減らして出費を抑えて本年は様子を見ます。
賭け。勝負にでる!
こんなに減らして大丈夫なのか?
実は昨年、施肥機付きの田植え機を中古で購入したのですが
そのせいか使用すべき肥料が余り、しかも収量が一昨年の約1.2倍になったので
本年は肥料を抑えても多分大丈夫でしょう! と勝手に判断(笑)
幸い、今年は個人販売の新規ルートも開拓できたので
収支もなんとか黒字と思います(多分)
ちなみにお得意様には、お値段据え置きで頑張っております。
今後の展開予想
とにかく早く戦争終わって欲しいですね。多数の方が少なからず影響を受けているハズ。
我々、コメ農家も手間がかかる上に販売価格は下落の一途をたどっており
肥料高騰が追い打ちをかけてきています。
巷では、離農する方が多く2023年からお米の収穫量が減り、崩壊の危機だという説も。
離農する方は主に高齢者と聞いていますが、我々中年、また若い世代達にも
お米づくりの良さを知ってもらえればいいと思います。
大変な事もありますが、その中にも楽しく喜びを感じる事もあります。
私も父から米づくりを継いで3年目。失敗の連続ですが楽しくやってます。
なにせ米づくりに正解はないのですから、日々精進ですね。
とにかく安全第一、健康管理をしっかり本年のいいお米づくりを目指しております。
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